2015/04/27

デュアル型実習生指導の試み

今日は実習生の打ち合わせ。今年の教育実習もスタートする。
今年は、以前から取り組んでみたかった実習生指導の方法をやってみることにした。名付けてデュアル型実習生指導。
今回私は担当するのは2人だ。
2人で4クラスを受け持つことになるが、次のような工夫をした。
・2クラスずつを分担する。
・授業では2つの教材を扱うが、取り上げる指導事項は同じとする。
・2人の実習生が指導案を書くのは一つだけ。互いにシェアする。
・お互いの授業を参考にし、自分の授業に生かしていく。
つまりこういう感じ。

授業実習は6時間。
授業ではA教材と、B教材を教える。
AさんはA教材の授業プラン3時間分を考える。
BさんはB教材の授業プラン3時間分を考える。
AさんはA教材を授業したら、B教材を教える(授業プランはBさんが作成) Bさんはその逆の順番。
ちなみに、いざとなったら要望に応じて、いつでも自分が示範授業(という言葉はあまり好きではないけど)を実習生がお願いしてもいいよということにしている。
この指導法には次のような効果が考えられる。
・二つの学習材を同一の指導事項で授業を作っていく、そこから、学習材ありきではなく、指導事項に重点を置いた授業づくりができるようになる。(かも)
・同じ指導事項の内容を二度繰り返して授業ができ、練達していく。
・互いに助け合って実習する切実性が生まれる。
・それぞれの授業スタイルの違いが鮮明になる。
・同じ指導事項で、複数のアプローチを学ぶことができる。
などなど。
さて、当初の目論見道理にいくのか、ちょっと緊張&楽しみだ。