2014/08/23

アイスバケツと日本人、または拒絶しない日本人。

断りにくい日本人、いい人ほど、アイスバケツのシャレを重荷に感じちゃうらしい。

拒絶するときの日本語の語彙を豊かにもちたい。
アサーショントレーニングとしての日本語指導。
たとえば、誘いを断るときに何パターンの言い方があるか?

反面、無意識に使っている言葉が拒絶に響くくともある。たとえば「大丈夫です」は拒否の言葉。相手の受け入れを、やんわり拒絶するときに使うことが多い。

話は一気に飛躍するが、拒絶することや自分の気持ちを相手に伝えること、相手もそれを受け止めることこそ、人間関係の根本であり、社会生活で最も重要な根本であると思う。
そう考えたときに、これを可能にするソーシャルスキルと「道徳教育」との関係は、いまどうなっているんだろう?


愛国心を教えるのと同じくらい、殺したくないっていう気持ちを(そう感じたときに)叫べる人に、自分はそう考えていなくても、少なくとも叫んでいる他者を尊重できる人に育てようとしているんだろうか?