2013/01/25

失敗が許される校内研究~やってみたい校内研究~


校内研究あれこれ

校内研究のパターン
1、学習形態(学び方)の開発
 ……例)協同学習・探求型学習

2、学習内容(学ぶ内容)の開発
 ……例)21世紀型スキル・メディアリテラシー

3、能力に着目した授業の組み直し
 ……例)思考力・判断力……を育てる生徒の育成

4,姿勢・態度に着目した研究
 ……例)学び続ける子ども 意欲的に……

校内研究の裏パターン
1,目新しい用語をくっつけただけの見せかけ研究(無藤先生の言う「ふりかけ」研究)
 ……一見かっこよく、人目を引く。
が、授業改善にはほとんど繋がらず、研究主任の見栄だけが先行する結果に。

2、新しい考え方にキャッチアップしようとする研究
 ……自分たちの身の丈に合っていないことも。
どこかに無理があったり背伸びをしたりする結果に。
新しいことを必死に吸収するため職員が疲弊する。
あっという間に時代遅れに。

3、いままでやってきたことを理論的にわく付けしている研究
 ……誠実に積み重ねていけば、研究として見るべきものになる。
 が、他との差異化や新規性を求めるのは難しい。

やってみたい校内研究
1,ボトムアップ式の研修型校内研究
一人一人の教員のニーズに沿った研究。
それぞれの教員が一番研究したいことをやる。
それを他の教員がサポートし合う。成果を共有する。

2、失敗がゆるされる(むしろ推奨される)研究
失敗体験を大事にし、失敗体験を丁寧に学ぶ研究。
失敗と誠実に向き合うことで、身の丈にあった成長が望まれる。