2013/01/29

メモ 評価のいろいろ(未整理)




「評価」という言葉はとても幅広い概念だ。
「評価」という言葉は、聞き手によって、さまざまな意味に受け止められる。
「評価」について考える際に、「評価」が示す言葉の意味を腑分けする必要があるのではないか。

「評価」のいろいろ
主として授業時間前に行われる評価
A「診断」としての評価
……いわゆるレディネス(学習の準備状況)を把握するための評価。
生徒の関心や問題意識、授業で必要とされる知識や技能を把握しておく。
それを授業づくりに活かしていくことが目的。

主として授業時間内に行われる評価
B「アセスメント」としての評価
………学習の進捗状況を教師がリアルタイムでキャッチする。
的確に学習状況を知り、教師がそれを学習活動に反映させていくことが目的。

C「フィードバック」としての評価
……学習の適否を生徒に伝える。丸を付けたり、レベルを示したり。
学習の達成度を学習者自身が知って、学習を促進させることが目的。

主として授業時間後に行う評価
D 総括的な評価……授業終了後、どの程度の学力が付いたかを診断する→次の授業に活かす
E「評定」としての評価……いわゆる成績評価。通知表などに評価を下すこと。

全部で5つ。
もうすこし評価の機能を調べれば出てくるだろう。