2013/11/08

生徒の学ぶ意欲を高めている授業とは?

興味付けとか、動機付けとかのために、いろいろなネタを繰り出したり、おもしろおかしく興味を引く取り組みはもちろん大切だろう。それが得意な人はどんどんその持ち味を出していけば良い。
しかし、より本質的なのは、生徒の意欲がそれほどないときでも、そこそこ授業ができるような状態にすることではないのか?
(生徒がつねにベストコンディションなわけではない。誰かとケンカした後だったり、気分が優れなかったり、プールの授業の後だったり??していたら、どうして勉強をする気になるだろう?)
学習意欲を「火」にたとえるならば、常に燃料を補充し、空気を送ってやらないと燃えないような頼りない「火」ではなく、「炭火」のように、多少風が強くても、放っておいても、つねにじりじりと熾き(オキ)が燃え続けるような状態こそが「学ぶ意欲」が高い状態とは言えないだろうか。