2013/05/26

「かため」「こいめ」「うすめ」、または、私の嫌いなもの

私は基本的には「かため」「こいめ」「うすめ」な人間だと思う。
ちなみに、家系のラーメンのオーダーも「(麺)かため」「(味)こいめ」「(油)うすめ」がデフォルトだ。

操は硬く、味は濃く、そして、他人にはあまりしつこくなく。

しかし、大人の生き方の好き嫌いは結構はっきりしている方かもしれない。
たとえば、こういう生き方は好きではない。

・レストランの店員さんなどを、上から目線で思いっきり文句をつける偉そうな奴。
→なんでそんなに他人に対して高圧的になれるのだろうか?

・コンプレックスが強すぎて、つねに人と比較してうらやんでばかりいるうじうじした奴。
→コンプレックスのない人なんていないはず。それを表に出すかどうかの違いでしょう。

・「自分はばかでーす」とバカさ加減を自慢する軽薄な奴。
→「ばか」かどうかということよりも、知的なものを軽視する姿勢がいただけない。

・雑談といえば「……さんって知ってる?」とかいう、自分のコネクション自慢しかしない無内容な奴。
→これは私もよくやってしまう……教員特有の狭いコミュニティーで通用する会話で、新採時代すっごくいやだった。けど今は麻痺してしまっているかも。

・「趣味は昼寝」とかいう低燃費な奴。
→もうちょっとがんばろうよ、というか人生つまんなくない?

・人間の見方を十把一絡げに見て、おおざっぱすぎる奴。
→これも自分にも当てはまっているかも。一人一人を見つめることなく、「日本人は」とか「みんなは」とか言っちゃうもんな。

・右翼、左翼などの思想に寄りかかって自分で考えようとしない奴。
→思想なんて、使いこなしてなんぼでしょう。思想に使われてどうする。

・最後に、人のことを簡単に好きとか嫌いとか言っちゃう奴。
→あ、私のことか! でも、やっぱり、人の印象なんてつきあっていくうちに変わっていくものだから、こうはいってみたものの、そんなに切って捨てるというわけではないと思うよ。

結論、つまりは「生きよ堕ちよ」ということなのだ。(詳しくは坂口安吾を参照)

しかし、こうしてみてみると、むむ、いくつかは自分にも当てはまっているではないか!