2013/05/26

「下手の考え休むに似たり」と「省察」(仮)


「省察」が教師の力量を向上させるカギだという。確かにそうだと思う。
しかし、不勉強な私は、なんとなく「省察」という言葉を悪意を持って解釈すると「下手の考え休むに似たり」という言葉を連想してしまう。

私は、自分の力量が伸びたと思ったのは
1、魅力的な先行者へのあこがれと模倣
2、当事者意識を持った実践
3、千のアドバイスより一つの失敗
などが大きいと実感的に感じている。
身近にいる先行者(職場の先輩など)のよいところをまねしてみたり、自分なりの手応えを持った実践(まねではなく、そこから自分なりの何かを付け加えた実践)を積み重ねたり、身にしみる失敗を積み重ねて、今こうしてやってきていると思っている。
「省察」がどういうものか、よく理解していないだけかもしれないけど、「省察」を重視する風潮の中で、ややもすると「あこがれとか模倣」の要素が否定されないか、勝手に危惧している。

と書いたけれども、どうやら「省察」はそういうものではないようなので、(仮)とさせていただき、続きはまた今度勉強してから書きます。