2014/12/27

悩ましき年賀状問題

ここ5年くらい前から変化が見られているようだ。
周りの先生を見回すと、どの先生も年賀状を当たり前に出すようになってきた。
担任の先生が、クラスの生徒へに、である。
私が児童・生徒時代、一回も担任とは年賀状のやりとりはなかった。だから、こういう風習?になったのは、私の周りではひょっとしたら最近のことかもしれない。
そういう私自身も、学級担任になれば当たり前のようにクラスの生徒に年賀状を出していた。(自腹)
しかし、去年持ったクラスでは、形式的なのはやっても仕方が無いと判断して年賀状は出さずに、結局返事だけ出すようにした。
学級担任がクラスの生徒に年賀状を出すか、出さないか。
おそらく三つのパターンがあるのだろう。
1、担任の先生が自腹で出す。
2、学級費などの経費で出す。
3、出さない。(返事のみ)
さらには、
1、学校あるいは学年で出す/出さない方針が決められている
2、担任の判断で、それぞれが出している
というケースがあるだろう。
日本中くまなく調べてみると、この辺はどうなっているんだろう。ちょっと気になるところである。
「担任の先生が年賀状を出す問題」は、どの程度、プライベートな領域に学級担任が関わろうとしているかという問題にもつながってくる。そしてそれを他の先生とどの程度共通理解して判断しているのかという問題にも。
結構今の学校のスタンスを浮かび上がらせる視点だと思うけれども、どうだろうか。