2015/02/19

例文を作る学習は難しい

説明文の読解と並行して、難解な語句の例文づくりに取り組ませている。
今回のお題は「示唆」。
例文を作るためには、辞書で意味を調べて理解した上で、その意味に当てはまる文脈を考えて文章化しなければいけない。
しかし、これがなかなか難しい。意味を理解することと、その言葉を使うこととの間には、かなりのハードルがあるらしいのだ。
意味は押さえているのだろう、だけど、なんかしっくりこない。不思議な文章ができあがってくる。
たとえば、こういう例文を作ってくる。
・彼は僕に期末テストが近いよと示唆してくれた。
・私は、自分が弟のお菓子を食べてしまったことについて、弟に示唆した。
・高級レストランに行く際、母は私にマナーを示唆してくれた。
・私が小説を読むのが好きなのは、家にマンガがあまりないことを示唆している。
……これ以外にも無数のパターンが登場する。
やはり、語彙は辞書でしらべるだけでなく、例文をたくさん読み、教えてなじませるしかないのだろうか。
例文を作る学習はなかなか難しい。