2015/05/17

電子教科書を単元単位でばら売りして欲しい

音楽業界では、ストリーミング配信による売り上げがついにCDを上回ったという。(2014年)
一枚のCDを買うよりも、一曲単位でばら売りされたものを買って楽しむのが一般的になったことを表している。
おそらく書籍も、電子書籍化しKindleなどで配信されるのが一般的になればコンテンツ単位の「ばら売り」が一般的になるだろう。(新聞は既にそれに近づいている。多くの人が、一部の新聞紙ではなく、ヤフートピックスなどからコンテンツ単位で記事を読んでいる)
それらは技術的には全く不可能なことではない。
電子教科書も近いか遠い将来、電子配信になるだろう。そうなったときに、一冊の「教科書」ではなく、教材単位のばら売りができるようになれば、より生徒の実態に応じてカスタマイズできるようになるのではないか。
Aの学習については〇〇書籍の教材を、Bの学習については〇〇図書のを、というように、単元単位、指導事項単位で、教科書教材をばら売りできるような整備が進むと教える側としてはメリットが大きい。
(少なくとも教科書検定に通っていれば、どの教科書会社の教科書を教材として用いるかは全く問題ないのでは)
そのネックは著作権? 教科書検定制度? そしてそれに伴うコスト?
ぜひ業界の方々にはがんばっていただきたい。