2014/10/19

竜神池と実践的研究

昔、子ども時代大好きだった番組に「風雲たけし城」というのがあった。
たけし城でおなじみなのが「龍神池」というアトラクション。
池の中の足場を渡っていくんだけど、その足場が浮島のようになっていてずぶずぶと沈んでしまう。ずぶずぶと沈む前にひょいひょいと前に進んでいかないとクリアできない。
実践的研究は、この龍神池の歩みと似ている。
ちょっと勉強すれば、おいそれと「これは画期的な提案だ!」なんて言えなくなる。勉強すればするほど、ずぶずぶと底なしの池のように深い世界が待っている。自分の勉強がちっとも足りなかったこと、もっともっと広大な世界が広がっていることを痛感させられる。
しかし、立ち止まっては沈んでしまう。
だから、ひょいひょいと前に進んでいかなければいけない。すこしでも手がかり(足がかり?)となる土台を見つけ、立ち止まらずに進まないといけない。じっくりと沈んでいられるだけの時間は無い。目の前に授業を受ける子どもたちが待っているからだ。
だから、実践は常に不十分。いつも見切り発車だ。準備が足らなくて、すいません、と思いながら、おっかなびっくり授業をしている。それが私の情けない毎日なのだ。