2015/07/02

「デュアル型実習生指導」のリフレクションのしかけ

「デュアル型実習生指導」も明日が最終日。
2人の実習生が、別々の指導案を作り、それを共有し合って、自分の指導案と、他の実習生が作った指導案で授業をしていく。
明日の精錬実習に向けての、今日の午後は事前検討をみっちりと行った。
2人とも同じ教材、同じ授業展開で授業をしている。精錬授業をするのは2人のうちの片方だけなんだけど、精錬授業をしない実習生にとっても、自分の指導案で授業をしてもらっているので、とても他人事としてみていられない。
「わたし、いまさらになってこうすれば良かったっていう後悔ばっかり出てきちゃっているんですよ。もっと授業をしたいっなあって!」と反省しきり。
でもきっと「こうすれば良かった」っていうのは「やってみたから分かったこと」であり、「やってみて、振り返ったからこその気づき」なものなはずだ。
「デュアル型実習生指導」はそういうリフレクションの仕掛けが随所にある。
自分の指導案を他の人が授業することから生まれる気づき
他の人が別の教材で、同じ指導事項で授業をすることから生まれる気づき
他の人が自分の指導案で授業をして、他の人がリフレクションしているのを聞いて、さらにそこから生まれる気づき。
などなど。
そういう何重、何層ものリフレクション、気づきが
「こうすれば良かった!」「もっと授業をしたい!」という思いにつながったのかもしれない。