音楽で。みんなでヴァイオリンを弾く授業をやっていた。
ヴァイオリンというと高級そうなイメージだが、安いのだと数千円でも買えるのだそうだ。これを生徒数分買ってグループで練習する。
残念ながら授業は見られなかったのだが、協議会で興味深い気づきが得られた。
それは「初心者同士だからよい」という意見から。
ヴァイオリンなんて見たことはあっても弾いたことのある生徒はいない。だから、みんな初心者で、おっかなびっくり弾いていくわけだが、みんなが初めてだか
ら、引け目を感じることなく、互いの音を聴きあって、探り探り練習をしていった。そして、うまく弾けた子はその技を伝授していく。そういうやりとりが自然
に生まれてくる学び合いに発展していったようだ。
技がどのように広がっていったか、それに言葉がどれくらい貢献していたか、いなかったか、授業を参観していたら是非知りたかった。
技がどのように広がっていったか、それに言葉がどれくらい貢献していたか、いなかったか、授業を参観していたら是非知りたかった。