誤字で一番多いのは
友達の「達」を「幸」にしてしまうもの。「土」プラス「羊」だとしつこく教える。
それと専門の「専」に点を付けてしまうもの。ちなみに「恵」にも点はつかない。
「専」「恵」は、旧字体に由来している。
簿・薄・博・敷にはすべて点がつく。
そのほかにも
険・剣・検の「ケン」と読む部分を「歴史」の「史」のように書い てしまう。
点の方向で間違いやすい字。
右下がり…冬・寒(寒はよく間違う)
左下がり…(さんづくりといいます)参 惨 彦
(杉 彩 影 形)←こっちはあまり間違えない。
右下がり…冬・寒(寒はよく間違う)
左下がり…(さんづくりといいます)参 惨 彦
(杉 彩 影 形)←こっちはあまり間違えない。
「分」の上の部分。「ハ」のように書くのを「金」と か「傘」のようにくっつけて書く間違い。
賞状の「賞」という字を「学」のように「ツ」と書いてしまう。
賞の上の部分は「尚」だから、尚 裳 掌などもすべて同じように書かなければいけない。
「難」と「勤」の左側もよく混同する。
こういう細かい間違いが気になって仕方がない。
なぜなら、自分が小学生のときから漢字が大の苦手だったから。
苦手だったので、就職するときに漢字検定(2級)を受けたり、旧字体や字源にさかのぼって考え、納得して覚えようとした。
今でも、間違いのパターンを自分なりに分析し、これとこれはセットで覚えた方がいい、というように、発見し次第、整理をするようにしている。
これらの漢字は、知らなかったから間違えたというよりは、知っている漢字が邪魔をして、間違えて覚えてしまったパターンだ。だから機械的に覚えようとすればするほど、間違いが固定化してしまう危険性がある。
間違えやすい漢字を間違えないようにするためには、頭で理解をして覚えるようにすればよい。
そのための「頭で覚えることができるような」実践開発こそ、国語教育実践家が進めなければいけないものだろう。
これらの漢字は、知らなかったから間違えたというよりは、知っている漢字が邪魔をして、間違えて覚えてしまったパターンだ。だから機械的に覚えようとすればするほど、間違いが固定化してしまう危険性がある。
間違えやすい漢字を間違えないようにするためには、頭で理解をして覚えるようにすればよい。
そのための「頭で覚えることができるような」実践開発こそ、国語教育実践家が進めなければいけないものだろう。