2014/08/24

「中学三年生の2割は、ネットで知り合った人に会いに行ったことがある」

「中学三年生の2割は、ネットで知り合った人に会いに行ったことがある」

これは、この間の「情報モラルの最新事情」セミナーでの印象的な言葉。
(※念のため、中学生があぶない大人と出会うという意味ではないからね。LINEなどのつながりで趣味の合う友達とつながるという意味。)

親父世代からしてみれば、ネット上の出会いを「危険!」「いかがわしい」と感じちゃうかもしれない。
しかし、そういう私たちだって、「部活の試合で見かけた他校の生徒」とか、「模試でたまたま隣の席だった人」などと偶然知り合い、友達になるとこともあった。それが「ネット上」に変わっただけということも言えるのかもしれない。少なくとも中学生はそういう感覚だ。
ショッピングでも、いまやAmazonや楽天などの「ネット上」のお店から買うことも当たり前になってきている。それを「危険」とか「いかがわしい」とはもう考えないだろう。「非対面でのショッピング」は、リアルなショッピングの割合と比べてどんどん増えてきている。
「ネット上の、非対面での人間関係」も、今後ますます私たちの日常生活で増えていくことは間違いない。
フェイスブックなどのSNSを日常的に活用している人なら、「ネット上の、非対面での人間関係」の意義や効用については疑う人はいないだろう。
「ネット上の」非対面での人間関係」においては、今までにはなかった言語生活が、今までは求められなかった作法や意識が要請されるようになる。
それはどのようなものなのか、どのように学んでいく必要があるのか?
まだまだ授業開発すべきことはたくさんある。