2013/07/13

「書きぶり」という言葉が好きでない。

「書きぶり」という言葉が好きでない。
・なにかすごそうなことを言っていそうで、実は大して内容もない空疎な言葉だから。
表現の工夫とか、文体、口調とかのように具体的に言ってくれた方がまだよく伝わる。
・「書きぶり」は、何となく,文章よりもむしろ書道の書体を連想させる。見てくれとか格好のような外面的な特徴を連想させる。文章の内容とか流れを強調するならむしろ「書く」よりも「えがく」とか「述べる」とか「語り口」とか「綴る」のほうがしっくりとくる。
・「ぶり」っていう言葉の響きがいやだ。
いったい誰が言い出したんだ?
こういう言葉を無批判に模倣するのもどうかと思う。
私は絶対に「書きぶり」って言う言葉を使いません。