2013/09/22

よい授業とは何か、シンプルに考えてみる。

よい授業とは何か、シンプルに考えてみる。

目の前に跳び箱がある。
これを自分で跳べるようにするのがよい授業。
自分で跳べるようにするには、
低い跳び箱からだんだんと段を高くしていったり、
飛ぶときの姿勢や助走などについてポイントを示したり、
何度も練習させ、失敗から学ばせたり、
できるようになるまで励ましたり、
そういうふうに支援するものではないだろうか。

悪い授業とは……
教師が子どもを持ち上げて跳べるふりをさせている授業がある。
教師が跳んでいるだけの授業もある。
そもそも跳び箱がない授業もある。
跳び箱があっても低すぎる授業もある。
跳び箱を置いておいて、好きに跳んでいいよ、とほったらかしにしている授業もある。

授業をつくるときは
この授業での「跳び箱」は何か?
それを跳べるようにするにはどうすればいいか?
をシンプルに考えればよいのだろう。