2014/09/05

厳密に評価しない方が的確に学力を捉えることができることもある

数学ネタをもう一つ。
数学では、例えば三角形の合同条件が、教える人によっていろいろな言い方があって混乱していたんだそうだ。
そこで、用語の混乱を防ぐために、学習指導要領解説で、三角形の合同条件の正しい言い方を示すことになった。
「これで混乱は無くなる、やった!」そう思うのはど素人だ。
結果、厳密に用語を規定したことで、子どもが、それ以外の言い方をしたときに、バツになってしまう可能性が生まれてしまったのだ。
厳密さ?が仇となる、教育現場あるあるでした。