2015/06/13

子ども目線から見た、読書感想文、作文指導のトラウマ体験を集めたら??

作文を書く、それを教師が読む、そして赤ペンで添削をする。それはごくごく一般的な「作文指導」の流れだ。
しかしその「作文指導」のちょっとした添削とか声かけで、ひどく傷ついたり、作文が嫌いになったりという「トラウマ体験」をしたというのをいたるところで耳にする。
しかもそういうトラウマ体験をさせてしまう先生ほど「私は作文指導に熱心だ」と認識してしまっているのが手に負えないところでもある。(一つ一つ添削をするくらいの先生だから、方向性はさておき「熱心」なのだろう)
だから、こういう子どもにとってのトラウマ体験、作文指導の失敗事例を集めて、「熱心な先生」に考えてもらったらどうかとも思うのだ。その気になればいくらでも集まってくるように思える。

ついでに、人のいちゃもんをつけているばかりのようで面白くないので、私は「添削」をどうとらえているか

添削の考え方
・時間があればやる、なければ無理をしない。
・添削の文量はなるべく平等にするに配慮する(全ての人に同じ文量)
・添削というよりも「この文章を読んでいる読者の一人としての反応」を心がける。(つまり感じたことを話しかけるようなつもりで書いている)
・誤字脱字などは直さない、どうしても気になるところのみ。(テストの記述問題の採点は別。)
・なるべく赤で書かないようにしている。(採点っぽくなるので。でも黒だと見えにくいから青ペンとか)
つまり、添削と言うよりも、読んで私はこう感じたという対話の一環として捉えている。
もちろんこの「添削」についてもいろいろな考え方があるだろう。